眼性疲労用の点眼薬の使用 リスクはあまり心配ありませんが、用法容量をお守り下さい。 ビタミンE・B群、アミノ酸等配合のものがあります。 相性がありますので、いくつかお試し頂くと良いです。 |
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ビタミン剤の内服。 ビタミンB1、B2、B6、ビタミンA、ビタミンE等普段の食事で採れにくいものを選んで下さい。 ブルーベリーがいち押し。 ノーリスクで、老化によるものにも対応します。 ご家庭では、「人参・りんごジュース」等をつくられて飲まれるのも良いです。 |
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『目薬より寝薬』です。 疲労を感じたら、よく寝ることも大切です。 簡単な指圧もおすすめです。 →清明(目のツボで、眉毛の一番鼻に近いあたり)や目窩(目玉の上下)の指圧 |
なかなか改善しない眼性疲労には、低血圧や循環無力体質などがもとになっている場合もあります。
検査を受けられたり、私たちにご相談下さい。
抗菌剤配合の点眼薬で少し多目に、洗いながすように用いる。 植物成分のアズレンは、組織の保護修復作用もありますので、おすすめします。 塩化リゾチーム配合のものも有効です。 |
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黄連下毒湯の服用。 体質を問うことなしに、数日服用して頂ければ十分です。 1~2日目のごく軽い時には、葛根湯の服用でも即効性があります。 |
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一番大事なところは、食事です!! 炎症憎悪食品(食べると炎症が悪化します)を食べないことが一番大切です。 油脂類、肉類、砂糖・砂糖の入ったもの、酒類、辛いもの、この5種類が炎症憎悪食品です。 |
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病気のときは、『おかゆですじゃ!』 |
にきびの一般的な治療は、基本的に30年前とほどんど変わっておらず、効果はイマイチです。
最新治療と言われる高価で痛みを伴う治療法もありますが、やはり効果はイマイチのようです。
なぜなのでしょう...
それは...にきびのメカニズムを踏まえていなくて、”出てきたにきびの処置”に終始しているだけだからです。
つまり、地面に出た”タケノコ”を刈り取るだけで、その根っこ”地価茎”といいますが、その根本を適切に処置しないからで、また、その方法も一般に知られていないからなのです。
にきびは青春のシンボルなどとも言われますが、青春を過ぎてもできます。
『吹き出物』といわれますが、にきびと同じメカニズムであり、同じ方法できれいに治ります。
しかも、”ねこそぎ”、”跡を残さず”、”根本的=再発せず”に治ります。
まず、メカニズムを理解しましょう。
○ 皮脂は何のためにできるのか?
皮膚の保湿・柔軟性の維持、そしてPH(酸性アルカリ度)を5.5、つまり皮膚を弱酸性に保ち、外敵の内部への侵入を防いでいます。
最高のスキンケア物質で、どんな高価なクリームにも勝ります。
足りないとドライスキンとなり、健康な皮膚には必要不可欠なものです。
しかし、出過ぎると様々な汚れなどが原因で皮下で”詰まり”ます。皮脂腺に栓がされるわけです。
○ 出口が詰まると、皮脂が皮下にたまります。
そこに、普段皮膚に住んでいる菌(常在菌)が、その豊富な栄養をエサに増殖を始めます。
増えすぎた菌類は有害な作用をするため、内部の免疫(防衛)システムが働き始め、処置しようとするわけですが、これが炎症、ひどくなると化膿といった症状につながっていきます。
軽いにきび、吹き出物から、黄色く膿をもったひどいものまでありますが、こうしたメカニズムで起こるということを把握して下さい。
① 皮脂の過剰
② 皮脂が詰まる この2つがポイントです。
このメカニズムを踏まえて、どうしたら良いのでしょうか?
ポイントは2つでしたよね。改善ポイントもここになります。
まず、①皮脂の過剰の問題。
出過ぎる皮脂の原料を減らすこと!・・・原因を取り入れない、減らす。
○ 皮脂の原料は、油脂、肉類、砂糖および砂糖の入ったものです。
この3つを極力減らしましょう。我慢できないときには、空腹時をさけて、食後に少しとるようにして下さい。
○ 脂質の代謝をよくする。⇒皮脂の原料を取り入れても、害を減らす。
良くないものを食べたとしても、吸収を抑え、代謝してしまえば良いわけです。
ビタミンA、B2、B6、C等や繊維、クロロフィル(葉緑素)等を摂っていただくと良く、特にお勧めなのは、緑黄色野菜や海藻、穀物、豆類です。アルファーリノレン酸等の質の良い脂質も摂れます。
特にお菓子好きな方や偏食、好き嫌いのある方には、サプリメントの『スピルリナ』がお勧めです。ビタミンB2、B6剤も良いでしょう。
これだけでも効果を実感される方が沢山います。
次に、②皮脂が詰まることの問題
皮下で脂が詰まらないようにする。つまり、毛穴の詰まりを取り除くことです。
○ 毛穴の詰まりを取り除くには、洗顔です。
しかし、ただ洗えばいいのではありません。
1日2回、朝晩の洗顔が適切です。洗い過ぎると、コーティングクリームである皮脂を失い過ぎ、皮脂腺を刺激してしまい、皮脂分泌を促してしまいます。
洗顔の際には石けんで洗いますが、刺激の少ない弱酸性とか無添加のものをご使用下さい。
2回より多くの洗顔(3回目以降)の際には、水だけで軽く洗うのが好ましいです。
一般にいわれている外用剤は、皮膚を殺菌消毒し、皮下の脂肪を吸出し乾かすといった作用を持つものが殆どです。症状の重い時にはうまく使うと早く改善します。
化膿してしまったら、抗生物質の外用軟膏を使います。
しかし、根本的に治すのは上記の①と②の改善が一番大切です。
赤みの強いものや、黄色く化膿しているにきびは『肉にきび』といいます。
草食民族であった日本人の腸は元来肉類があまり得意ではなく、特に苦手な人はこうしたにきび、吹き出物に悩まされます。
治し方は、すでに説明した通りですが、この赤いにきびは肉食が問題なのです。
身体が、『肉類はイヤだよ~肉類は処理に困るよ~』と訴えているとお思い下さい。
このような方は、1週間ベジタリアンになってみて下さい。3日目くらいから軽快してゆき、身体で実感されることでしょう。
① 食事で繊維質が十分にとれていない
通常、大便の半分以上は細菌と言われています。
繊維は、その星の数ほどある腸内細菌の住みかとなり、細菌が増加、保水力を高め、便を大きくします(←強い便意となり排泄しやすくなります)。
また、繊維は腸のぜんどう運動を良くしますし、ダイオキシンや農薬等の食品に含まれる有害物の吸収を防ぎ、排泄を促進します。
② 腹部の運動不足で筋力が弱い。内臓下垂または下垂ぎみ
便利な文明生活が、多くの人に筋力の低下をもたらしました。
和式トイレだけでも、1日7~8回は数分間の蹲踞(そんきょ、腰を下ろした姿勢)と座る、立つという運動を余儀なくされていました。
その他、掃除、洗濯、調理、交通手段等あらゆるものが便利故に運動量の低下をもたらしています。
運動不足による腹部の筋力低下、すなわち排便に要する筋力が低下してしまっているのです。
また、筋力低下による内臓下垂により腸の動きが妨げられてしまいます。
③ 便意を我慢してしまう。
忙しい現代人、ついつい後で...と便意を我慢してしまいがちです。
便意を我慢すると、時間の経過とともに大腸で水分が吸収され、便が小さく、固くなり、便意が消えていってしまいます。
この繰り返しで、”鈍感な腸”となってゆき、慢性便秘へとすすんでいってしまいます。
便秘は自分でつくった病気で、薬をうまく利用して、自分で治すことができるのです。